湯路広場

2014年

御座之湯前から見た湯路広場
棚田状のテラスが広がる湯路広場

Overview|概要

湯路広場は、草津温泉バスターミナルから湯畑へ向かうメインアクセス沿いに位置する広場です。御座之湯前との約2.6mの高低差を生かし、棚田や段々畑を思わせるテラスと、その周囲を巡る回遊路を整備しました。広場と御座之湯が一体となり、湯畑を眺めながらゆったりと滞在できる、草津温泉の新たな交流の場となっています。

上空から見た湯路広場と御座之湯

Story|プロジェクトの背景

計画地は、かつて駐車場として使われていました。この場所を人のための広場へ転換し、御座之湯前から湯畑へと続く、歩いて楽しめる町の中心をつくることが目的でした。
約2.6mの高低差には棚田状のテラスと回遊路を設け、広場と周囲の建物が連続して感じられる空間としています。
回遊路の建物は、小さな民家が幾重にも重なるように分節。屋根には御座之湯と同じ板葺きを採用し、かつての草津に見られた屋根の連なる景観を再現しました。
西側にはトイレ棟、中央には御座之湯やバスターミナルへとつながる路地を設け、広場の中に草津らしい「町の道」をつくっています。

湯路広場のテラスで過ごす人々

Experience|訪れる方へ

湯路広場を訪れたら、棚田状のテラスや回遊路を歩きながら、場所によって変化する湯畑の景色をお楽しみください。
かつて駐車場だった場所は、車を気にせず過ごせる広場へと生まれ変わりました。腰を下ろして湯畑を眺めたり、御座之湯からバスターミナルへ路地を歩いたりと、草津の町をゆっくり味わうことができます。
御座之湯前の広場と一体になったこの場所は、人が集い、休み、行き交う草津温泉の新しい中心となっています。

Project Data

プロジェクト名
湯路広場
竣工年
2014年
所在地
群馬県草津町
用途
公衆便所、広場
敷地面積
1,539.26㎡
延床面積
99.20㎡
階数
地上1階
業務範囲
基本設計、実施設計、工事監理
担当者
K計画事務所 北山孝二郎、石丸彰子、徳永悠二
総合プロデュース
北山創造研究所
掲載紙
新建築2016年9月号
受賞
平成29年度都市景観大賞 大賞/第43回(2017年)東京建築賞 会長賞