横浜駅東口のヨコハマポートサイド地区に建つ「横浜ベイクォーター・横浜ダイヤビルディング」が、第53回BCS賞に入選しました。
BCS賞は、一般社団法人 日本建設業連合会が主催する建築賞で、建築のデザインだけでなく、建築主・設計者・施工者による総合的な取り組みや、完成後の維持管理、社会的な価値なども含めて評価される賞です。
横浜ベイクォーターは、横浜駅とウォーターフロントをつなぐ商業施設として計画されました。海に面した立地を生かし、建物の内部だけで完結するのではなく、デッキやテラス、外部空間を連続させながら、人が歩き、立ち止まり、海を感じながら過ごせる場所をつくっています。
K計画事務所では、横浜駅から海辺へ向かう人の流れと、建物の内部・外部の関係をどのようにつなぐかを重視しました。客船のデッキを思わせる開放的な空間構成や、海に向かって視界が広がるテラス、回遊性のある動線によって、商業施設でありながら、街の中を歩く延長で立ち寄れるような空間を目指しています。
また、水上バス「シーバス」の発着場ともつながり、陸側の横浜駅周辺と水辺の動線を結ぶ役割も担っています。駅と海、建物と街、人の動きをつなぐことによって、ウォーターフロントに新しい賑わいを生み出す都市空間となりました。
こうした、建物単体ではなく周辺環境や人の流れを含めて計画する姿勢と、建築主・設計者・施工者が協働して実現した建築としての完成度が評価され、第53回BCS賞の入選につながりました。

日本建設業連合会ホームページ http://www.nikkenren.com/kenchiku/bcs/detail.html?r=2012&ci=855